社会全体の価値観・生活様式が大きく変化する中、あらゆる業種・業態でデジタル化が進展し、DX(デジタルトランスフォーメーション)への取り組みが加速しています。しかし、ロジスティクス業界では、輸送の手配、各国での通関業務など煩雑な業務が多く、またアナログな紙文化も根強く残っているために、業務効率化の妨げとなっているのが現状です。このような環境のもと、私たちユニオスロジクルは、お客様からの信頼と期待に応えることのできるロジスティクスパートナーとして進化を果たすため、変化する事業環境と高度化・多様化するニーズにスピード感をもって対応し、新たなロジスティクスサービスに向けた変革を進めて参ります。
具体的には、次の内容を当社の方策と掲げ、既存サービスの付加価値向上に向けた取り組みと共に、新たなサービス創出を各部門で進めて参ります。また、当社内の業務においても、デジタル化、ペーパーレス化による生産性向上・業務効率化を更に進めていくとともに、積極的なデータ活用により自らのDXに向けた取り組みを推進します。
基幹システムを導入し、業務の最適化・自動化とガバナンス強化を実現します。
案件の進捗状況をリアルタイムで各部署で共有することにより、情報の可視化を実現します。
業務のデジタル化によって、業務コストの削減や業務プロセスの改善を実現し、事業拡大の為の新規雇用と社員の働き方改革を推進します。
基幹業務のデジタル化によって得られるデータ及びウェブを含むデータ解析から得られた情報に基づいて、お客様の一歩先を見た新しいロジスティクスサービスを提案します。
代表取締役を実務執行総括責任者とし、社内のDXを推進するCDO(Chief Digital Officer)
を選任します。またDX人材育成体系を整備し、全社員向けのデジタルリテラシー向上、現場のデータアナリスト育成、DX実践部門強化を推進します。
なお、上記の取り組み推進にあたっては「全社会議や定例会議でのメッセージ発信、各部門の目標や取り組み状況を共有し、連携すること」、「年度ごとに、新たなサービスの創出などの戦略的な目標を設定し、目標達成に関する活動の振り返りを関係者と共有し、評価すること」を確実に実行することで、DX推進に向けた取り組みを効果的に推進して参ります。
株式会社ユニオスロジクル
代表取締役 髙木 敦